高齢ワーママ育児がんばる日記〜都会のまんなかより〜

息子3歳。某ブログから引っ越してきました。

高齢出産で良かったのかどうか

引っ越し前の子連れ旅行ブログをリライトしようと思って自分の過去記事を眺めていたら、いまの私の心に引っかかる記事があったので、今日はその話し。去年の9月の記事です。

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週末、コンサートを観にドームに行ってきました。

夜ごはんからお風呂から寝かしつけまで全部パパにお願いしてきました。ありがたい。。 

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初めて韓流のコンサートにいったのですが、友達のファン仲間がみんなもう子供が中学生とか高校生とかで。
わたしは36歳で結婚・妊娠したんですが、これまでの人生を振り返ると特に30歳から、お金も時間も使い放題、好きなことし放題、誰にも咎められずに好きなだけ好きなことをできるとてもとても幸せな時間でした。アジアのリゾート地でスキューバダイビングをし、ニューヨークでミュージカルや演劇をたくさん観て、フラを勉強しにハワイにも何度か行き、ヒップホップダンスやジャズピアノ、なんでも好きなだけ大人の習いごとをしていました。毎日18時半には仕事を終え、習いごとがない日は毎日のようにライブハウスに通って、酒を飲みながらライブ鑑賞するのが至福の時でした。
30歳を過ぎてもういい大人なのに、結婚願望も子供願望もなく、今が一番楽しいよ〜!なんて思っていました。
若くして出産するママさんって、このなんでも使える一番幸せな時期に、育児に縛られるんだよな、自分の時間がここでいきなりシャットダウンされるんだよな...もしもう一度どちらかを選べるとしても、このライフプランにするだろうなぁ、、とか思ってたんですね。
でも、今回SHINeeのコンサートに行ってみて、考えがすこし変わりました。
早く子育てをひと段落させて、子供が大きくなってからでも、思う存分自分の時間ができるんだなぁぁ、、、と。
高齢出産にすこしだけ後悔した日でした。

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半年前は、こんなことを思っていたんですね。

37歳で子供を産んで、突然目の前に現れたこの未知の生物を何とかして生存させなければ、と毎日死に物狂いで生きていたんですが、そんな生物が1歳半を過ぎたあたりから、あれ?まわりの景色がちょっとだけ見えてる...となったんです。ほんの少しですが子育てに余裕が生まれた頃、あ、私、もう一人子供欲しいかもしれない。と。
一人目の時も36歳ですから、そう簡単には子供は出来ず、不妊治療のクリニックに通い、タイミング療法で半年間かけてやっとの思いで授かったので、二人目を考えた瞬間に、再度クリニックに飛び込みました。
 
今年40歳になるんですが、やはり上手くはいきません。これまでの人生、先のことを一切考えずに自分を優先してきたんですから、当たり前の仕打ちなんだろうなと思います。
二人目妊活歴1年半。今回で5回目の人工授精となり、今結果待ちをしているところです。二人目不妊として毎日過ごすのは精神的に辛く、町でマタニティマークを見ると思わず目をそらしてしまうくらいです。
 
もっと若い時に結婚して、子供を何人かもうけて、40過ぎて育児もひと段落していて、好きな人のコンサートを見るために海外にまで遠征とかしちゃって。こんな人生も良かったんじゃないかなぁと、ぼんやり思っては、今を受け入れなければと、ホルモン注射を打ちに連日クリニックに通う日々です。
 
ううっ、重いな。
 
 
それにしても、妊娠ってもっと簡単にできるのかと思ってたよ。卵子の老化に向き合わないとです...